いまは大革命の最中?
年度末、滑り込みで立て続けに。
インターネットの環境と伝道との関係について、それは「伝道の本質」と関係するということを、ある所でお話させていただいたので、ここに概略を記しておきたいと思います。
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わたしたちがインターネットを利用すべき理由は、ネット環境がインフラとしても整備され、便利になっているというだけでなくて、「伝道の本質」とのかかわりで、積極的に利用の可能性を考えるべきべきと言える理由があると思います。それは、まず「主イエスの伝道」と「使徒の伝道」の違いという点に遡ります。
主イエスの伝道は「神の国は近づいた。悔い改めて福音を信ぜよ」でありました。それと同時に、悪霊を追放し、病人の癒し、神の国の接近、神の恵みの支配の到来を示され、十二弟子たちを召して、神の民を回復しはじめられました。そして、その実現・成就として、主イエス自ら十字架にかかり、復活なさいました。こうして、主イエスのみ言葉と御業そのものが、神の国の福音そのものとなったのです。
ですから(これだけが理由ではありませんが)、主イエスは書いたものは残しておられません。主の口から出る言葉そのものが神のみ言葉であり、神の力であり、恵みであり、主イエスご自身が神のみ言葉そのものだったからです。したがって、伝道の拠点は、この主イエスご自身です。
主の昇天と聖霊降臨の後、使徒たちも伝道に遣わされましたが、使徒が伝える福音の内容には、主イエスご自身が入り、十字架と復活の主イエス・キリストそのものが福音の内容となり、使徒たちの伝道は、主イエス・キリストを宣べ伝えることになりました。聖霊によって使徒たちは派遣され、「地の果てまで」伝道する。そして、伝道は民族としてのイスラエルを超えて世界的、普遍的となる。ここに、伝道の業は、伝道の「手段」や「媒体」を持つことが不可欠となり、その時代に与えられているツールを用いることになります。
古代においては、パピルスに記され、記録・保存・伝達に用いられ「手紙」として生かされます。さらに広く伝道のためのインフラやツールを考えれば、陸上水上の「交通機関」、あるいは裁判や市民権などの「社会制度」も数えられるかも知れません。
宗教改革は、ご存じのように紙と活版印刷技術の飛躍的な向上と急速な普及がなければ、推進され得ませんでしたし、聖書の信仰に基づいて実現されていった市民的自由、社会的自由が、自由な伝道の基盤ともなったと言えるでしょう。
このように、伝道は単なる精神活動ではなく、文明・文化的活動と表裏一体であり、使徒たちをはじめ、代々の聖徒たちは、その時代のツールを伝道のために用いたのです。
大きな歴史の流れで見れば、パピルスと活版印刷とインターネットが三大情報革命であり、現代は、その大革命の最中にあると言えます。
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その時代のただ中にありますと、どういう時代なのか(だったのか)、見通すことは困難です。しかし、「大革命」の一つの時代だというのは確かではないでしょうか。そうであれば、これを最大限に用いない手はありません。知恵が与えられるよう、祈りたいと思います。
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